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March 27, 2005

「故郷の香り」 シンプルがいい。映画も人生も。

☆☆☆☆

この監督には「山の郵便配達」という傑作があるのだけれど、タイトルに偽りなしで、ほんとに郵便配達の仕事を描いているだけなのに、やたら感動的という不思議な映画だった。この「故郷の香り」もその系譜にある映画で、叶えられなった初恋という、ただそれだけを描いているのに、心に残ること夥しい。本当に強いものは単純さの中にあるんだよ、といまさらながらに教えられているようで、頭を垂れる。映画の教科書だ。

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「アビエイター」 飛ぶものは、いつか堕ちる

☆☆☆

空を飛ぶ、って快感と不安の狭間にいる感じで、まさに主人公の人生そのもの。いいですねえ。豪華で華麗でハッタリが効いてて、ちゃんと陰の部分もあって。「イヴの総て」とか、「スター誕生」とか、50年代、60年代、往年のハリウッド映画を観ているような感じ。こういう大人向けの娯楽映画が出て来ないと、映画観ててもつまんないよね。スコセッシ、アカデミー賞、また取り損ないました。でも、まだまだ彼は枯れてない。つまり、まだまだ傑作を撮り続ける体力あり、と見た。インファナルアフェアのリメイクに大期待。


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