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December 23, 2004

「血と骨」 ゴッドファーザーPART4 

☆☆☆☆

不朽の名作「ゴッドファーザー」から35年遅れて、とうとう日本映画にも「ゴッドファーザー」に匹敵する映画が登場した。船上から見る大阪の風景は、もちろんゴッドファーザーのエリス島。移民家族の物語は、父の死で幕を閉じる。けれどまだ、父親の青春と残された子供の青春は描かれていない。つまり、「血と骨PARTⅡ」は作られるべき運命にあるということだ。そしてこれが日本アカデミー賞に選ばれない限り、日本のアカデミー賞は一流になれない。

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December 12, 2004

「ニュースの天才」 映画の秀才 

☆☆☆

これは拾い物。とにかく、主人公の内面を探るとか、過去を探るとか、そんなことは全然しないで、事実だけに目を向けるというまさしくジャーナリスティっクな映画で、テーマと映像手法がぴったり一致している。幼稚な主人公も主人公だが出版社も出版社、ひいてはこんな映画をつくってしまうアメリカって国の不思議さも含めて面白いことこの上ない。何をおいても、こういう無駄な映像のない映画は好ましい。

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「隠し剣 鬼の爪」 ラストの切れ味こそ隠し剣! 

☆☆☆

例えば「海猫」のラスト、延々と伊東三咲の映像を垂れ流すのは時間の無駄遣いとしか思えない。それに比べ「永遠の人」の思い切りのよいラストはどうだ。最近の映画は思い入れたっぷりのラストが延々と続いてうんざりするのだが、「隠し剣 鬼の爪」は二人の笑顔でスパッと終わって小気味よい。山田の時代劇も、いい意味でいよいよ寅さんの境地に入ってきた。

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